甲州種の果皮に存在する濃厚な香りや旨味、さらには色素成分を充分に引き出し、ほんのりオレンジ色に色付いたワインです。果皮由来の心地よい渋味と旨味が特長的で、ぶどうの個性が際立つ果実味豊かなワインに仕上がりました。
穂坂町産マスカット・ベーリーAワインを、樽で長期間(12ヶ月)熟成させることで、濃縮感のある果実香を優しく包み込んだ樽香と、しっかりとしたボディ感のある味わいに仕上げた逸品です。
山梨県韮崎市穂坂地区は、三角形をした甲府盆地の北西側 の角から立ち上がる広大な茅ヶ岳山麓に位置する、県内を 代 表するワイン醸造葡萄の産地です。標高400〜700mの山麓南 西斜面は、「日照時間」が長く「少雨冷涼気象区」に属し、「裾野 を駆ける風」や「やや粘性のある土壌」がもたらす自然環境から 育まれる葡萄は、「凝縮度が高く」「腰の強い」味わいのものとな ります。
穂坂産甲州種の個性を最大限に引き出すため、厳密な発酵管 理 を行ない、フランス産樫樽で熟成させることにより、「ほのか に 樽香が漂う」「ふくよかな味わい」のやや辛口ワインを醸造し ました。 「シャトーマルス 甲州穂坂収穫」は、マルスワインの技術に 裏 付けられた甲州ワインの逸品です。 このワインも、「インターナショナル・ワイン&スピリッツ コンペティション (IWSC)で銀賞を受賞しました。
商品特徴
山梨県産デラウェアを使用し、赤ワインの製法である醸し発酵主体に醸造。メロンや洋ナシ、白い花を連想させる豊かな香りと、ほんのり甘さを感じつつもフレッシュな酸味が味わいを引き締め、後味にはぶどうの皮由来の旨味が心地よく長い余韻となって残る、スッキリした甘味を持つオレンジワイン。
山梨県穂坂町で丹精込めて栽培された「メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マスカット・ベーリーA」を主体にブレンド。カシスやラズベリーなどの果実香と、ほんのり広がる樽香が溶け込み、柔らかな渋味を伴うふくよかさ、バランスの良さが特長。飲み飽きしない、調和のとれた奥行きある味わいの赤ワイン。
穂坂産カベルネ・ソーヴィニヨン種とマスカット・ベリーA種の持つ「力強さ」と「柔らかさ」の2つの個性を、フランス産樫樽による熟成を経てひとつに調和させることにより「ほのかに樽香が漂う」「均整のとれた」味わいの赤ワインを醸造しました。「シャトーマルス カベルネ・ベリーA 穂坂収穫」は、マルスの赤ワイン造りにおける「基本」となる自信作です。